不妊治療をするために一時帰国した話11【判定日2】
こんにちは🌞
今回は、2回目の判定日のお話。
1回目の判定日はこちら↓
不妊治療についての話の最初はこちら↓
1回目は採卵で1つの受精卵ができ、初期胚を戻して結果は陰性。
今回は2つの受精卵が胚盤胞まで育ち、その内の1つを移植しました。
移植までの期間は友達に会いに行ったり歯医者に行ったりと特に制限はせず普通に過ごしました。
そして、前回同様、判定日前日にフライング検査を。
(フライング検査とはいえ、市販の検査薬でも結果が分かる時期です)
朝、家族が寝ている間に検査を済ませ部屋に引きこもる。
薄暗い部屋で、どうせ今回も真っ白なんだろうと恐る恐る遠目で覗いてみる。
うん。やっぱり。あかんか・・・
・・・
・・・
・・・
ん?
え?
うっすら線が出てる・・・!!!
高まる気持ちを抑えつつ、写真を撮って夫に送る。
こんなに薄くて大丈夫なのか?
でも人生で初めて見た陽性の線。
単純に、嬉しい!!!!!
嬉しいけど過度な期待はせず、期待はしないけどちょっと一安心。
でもまだ夫以外には何も言わず、しれーっと過ごしていました。笑
翌日、いよいよ判定日。
今回はなぜか採尿はなく採血のみ。
1時間後、診察室に呼ばれ・・・
先生「おめでとうございます。妊娠してますよ。」
👏👏👏
いえーい!となりたいところでしたが、先生のテンションはそんな感じではなく(笑)
淡々とそう言ってくれた後、
「1ヶ月は流産しやすい時期やから、毎週来て。」
「今月末にはタイに行くんかー。向こうの病院とか探してんの?」
という感じ。笑
初期の流産が多いのでまだまだ期待させたくないんでしょうし、本当はゆっくり経過を見たいのにタイに戻ると言ってたもんやから、心配してくださってたんでしょうね😂
膣錠は継続で1週間分追加に。
頭痛があることを伝え、カロナールを処方していただきました。
それから、凍結したもう1つの受精卵のグレードを教えてくださり、何と、今回戻したものよりも良いそうです^^
グレードが全てではないですが、少し安心。
その後、別室で看護師さんから注意事項を伝えられ、終了。
〈この日の会計〉
・薬(ルティナス膣錠14錠、カロナール6錠)
・胚凍結管理料(1個)
・血液検査
計 ¥23,250(保険外金額¥0)
そこから1週間、本当に気が気じゃなかったです。
判定日よりも不安でした。
これまでは、あまり期待しないことで淡々と続けて来れたけど、陽性反応が出てから残念な結果になったら、もう立ち直れない気がしました😭
夫や両親や兄弟など、報告した人たちに残念な報告をしたくない。という気持ちも大きかったです。
なので、この頃の口癖は、
「まだ分からんけどな」
でした。笑
自分も周りも期待させたくなかったんだと思います。
そして1週間後。
朝からクリニックへ。
妊娠継続できていれば5w1dになります。
採血をして1時間以上待ちました。
診察室に呼ばれ、「数値は安定しています。異常妊娠などは大丈夫そう。」と。
そして内診。
7mmの胎嚢を確認!!!👏
エコー写真では「これ。」と言われないと分からないくらいの大きさ。笑
この頃にはあまり検索魔にはなっていなかったので何も思っていませんでしたが、胎嚢の大きさや細さなどで色々書いている人がいて、調べていたらめちゃくちゃ落ち込んでたかもしれません。笑
先生からは特に心配も安心もさせるような言葉はなく。
膣錠は継続で、また来週見せてね〜と言って終了。
〈この日の会計〉
・薬(ルティナス膣錠14錠)
・血液検査
・内診
計 ¥4,590(保険外金額¥0)
更に1週間後。
この1週間も気分は最悪でした😭
気持ち悪いとかではなく、ダメだったらどうしようという不安が四六時中付き纏っている感じ。
この日も朝一で病院へ。
採血をして1時間後に診察。
今回も数値はOK。
続いて、内診。
胎嚢は明らかに大きくなっていましたが、大きさなどは教えてもらえず。笑
胎芽は2.2mmとエコー写真に記載がありました。
その辺の詳しい説明もあえてなのかされることはありませんでした。
何も言われないということは順調ということで😂
私的にはエコー中に心拍らしきチカチカしているのが確認できたのですが、先生はそこに触れてくれませんでした。笑
これだと弱すぎるのか?と思って何も言えず終了。
ここでようやく膣錠が終了になりました👏
〈この日の会計〉
・血液検査
・内診
計 ¥2,720(保険外金額¥0)
更に更に1週間後。
この日が最後のクリニックの日です。
採血をして1時間後、診察室へ。
数値はOK。
内診へ。
やっとやっと念願の・・・
心拍を確認することができました!!!😭
判定日からの3週間、本当にしんどかったです( ; ; )
診察に行くたびに安心するのではなく、診察に行くたびに不安になる( ; ; )
(どんどん期待が大きくなるから。)
こんな経験って他にはあんまりないなーって思いました。
ちなみに赤ちゃんの大きさは11.1mm。
数値はOKと書きましたが、「前回で膣錠を終了してから、ホルモンの値が少し下がっていて心配ですけど、正常範囲内やから大丈夫でしょう。」とのことでした。
これでこちらの不妊治療クリニックを無事卒業することができました😭👏
いつも淡々としている先生でしたが、最後は、「タイまで気をつけて帰ってや。旦那さんに迎えに来てもらってや。車で。」などと言ってもらえて、笑ってお別れすることができました。
〈この日の会計〉
・血液検査
・内診
・紹介状
計 ¥3,470(保険外金額¥0)
こんなに早く不妊治療クリニックを卒業できるとは思っていませんでした。
一旦タイに戻る日は決まっていましたが、ビザを更新したらまた戻ってこないといけないかもな、とか思っていました。
まだまだ不安が消えたわけではなく、ここから安定期までも色々な壁はあります。
ここまではつわりの症状もほとんどなく、時々下腹部が痛いのと、元々持っている偏頭痛がやや悪化しているという感じ。
下腹部痛も頭痛も耐えられるレベルだったので、タイに戻るまでは特にいつもと変わらない状態でした^^
ちなみに帰国日はこの最後の受診日から2日後。笑
本当にギリギリに心拍が確認できてクリニックを卒業できてよかったです!
では、ここまでかかった合計金額を。
まず、2周期目でかかった合計金額は、
計 ¥145,470
1周期目が¥122,750 だったので、、、
合計 ¥268,220 でした!!!
(+精子凍結代¥39,220)
不妊治療の記録はこれにて終了。
次回からは、タイでの妊婦生活の記録になります。
タイでの妊婦検診は全て自費なので、まだまだお金がかかります😭
そちらの記録も併せて投稿して行けたらと思います!
インスタ、YouTubeでも日々の記録を載せているので是非!
最後までご覧いただきありがとうございました ^^
不妊治療をするために一時帰国した話10【移植周期(胚盤胞)】
こんにちは🌞
今回は、2回目の移植の話です。
前回はこちら↓
2回目の採卵も痛みをほとんど感じることなく終え、
あとは、採れた5個の卵が受精卵に育ってくれるかどうか・・・
採卵翌日、指定の時間にクリニックに電話をしたところ、
4つの卵が受精していました👏
次は、ここから胚盤胞に育つかどうか。
4〜6日の間に胚盤胞ができていれば、その日に移植です。
4日後。
朝10時にクリニックに電話。
「1つの卵が胚盤胞になっていますので、本日、移植します。12時に病院に来てください。」
とのこと。
タイにいる夫に報告をして、準備をしてクリニックへ🚃
前回の移植の時と同様、まずは培養士の方から、受精卵の状態などの説明を受けます。
前回は書かなかったのですが、この培養士さん、実はかなり癖が強い方で(笑)
悪い意味ではなく、すごく個性的なのです。
50〜60代くらいの男性の方なのですが、すごくすごく丁寧に、まるで演説というか講義を聞いているような話し方。
私の受精卵のことだけではなく、受精卵のグレードの説明やそのグレードを作った方の名前まで教えてくださいました。笑
そんなことはさておき、
受精した4つの卵のうち、2つは既に胚盤胞になっていて、1つは成長が止まってしまっていて、もう1つは胚盤胞になりかけの状態。と。
今日戻す受精卵はグレード3BBで、状態はまずまず良いので期待しています。と言ってくださいました。
残りは、1つは確実に凍結できて、もう1つは2日以内に胚盤胞になれば凍結できるとのこと。
培養士さん「ガードナーさんはこの分類の発表の最後に何と言ったか。グレード3BB以上は良い状態だ。と。つまり、3BB以上ということは、この卵も含まれているので、とても良い状態だと期待しているわけです😌」
🤣🤣🤣
移植の流れは前回と変わりありませんでした。
12時にクリニックに着いて、移植が終わったのが13時20分頃。
移植の処置自体は痛くないのですが、最初の消毒が結構苦痛😭
診察はなく、看護師さんから膣錠の説明や注意事項などの説明を受けて帰宅。
〈この日の会計〉
・胚移植術
・アシストハッチング加算
・体外受精、顕微受精管理料
・受精卵、胚培養管理料
・薬(ルティナス膣錠20錠)
計 ¥66,480(保険外金額¥0)
この日の夜から、朝晩の膣錠が開始。
そして、3日後にクリニックに電話をして、残りの受精卵が胚盤胞まで成長したかを確認。
残念ながら、1つの卵は成長が止まったので、残す受精卵は1つ。
移植から判定日までは、学生時代の友達と久しぶりに集まったり、前職の同期に会いに兵庫へ行ったり、第一子を出産したばかりの親友の家に遊びに行ったりと、本当に普通に過ごしていました。
次回、2回目の判定日。
ドキドキの反面、期待しないように平然としている自分が。
最後までご覧いただきありがとうございました ^^
不妊治療をするために一時帰国した話9【2回目の採卵(無麻酔)】
こんにちは🌞
今回は人生2回目の採卵日。
前回の様子はこちらから↓
↑こちらにもある通り、私の通っていたクリニックでは無麻酔で採卵を行います。
痛みは人それぞれだそうですが、私は前回はほとんど痛みは感じず一安心でした。
じゃあ今回も安心かと言えばそうは行きません😭
なぜなら今回は少しだけ多く卵ができるような方法をとっていることと、看護師さん曰く、痛みの感じ方は毎回違うとのこと。
「大丈夫、大丈夫」
「出産の方が痛い」
「足の小指打った方が痛い」
などと自分に言い聞かせながら順番を待っていました。
隣のベッドからはカーテン越しで声が聞こえるのですが、何と何と、麻酔をしている様子。
「え?麻酔なんて選択肢あったん?」と思って聞いていました(笑)
その方は他の病院から転院してきたようで、みんなが無麻酔なことにかなりびっくりしていました。笑
麻酔するのが当然と思っていたらそりゃあびっくりしますよね。
その日もその方以外は無麻酔だったようですが、終わった後の看護師さんとの会話を聞いていても、大体の人が「大丈夫でしたー」「生理痛程度でしたー」というような感想でした。
で、私はというと、、、
今回も、前回同様、ほとんど痛みは感じませんでした👏
卵巣に針を刺す時、上手く刺さらず、何度か差し直していたので、先生からも「痛いよね?ごめんねー」と言われましたが、少し感覚があって怖いくらいで痛みはほぼなかったです。
採卵中は画面を一緒に見ているのですが、
小さい卵がまだ残っているように見えましたが、途中でやめたようにも見えました。
きっと採ったとしても成熟卵ではないと判断したんだろうなと思ったり。。
痛くなくても恐怖心はあるので、早く終わらせようとしてくれてよかったです。笑
終了後、ガーゼを詰められたまま少しベッドで休みます。
前回は抗生剤と止血剤の点滴があったのですが、今回はありませんでした。
前回、「初めてだから」とアナウンスがありましたが、その時の出血の様子で2回目以降は判断しているのでしょうか・・・🤔
5〜10分くらいでガーゼを取るよう言われ、出血の具合を報告して、今回も酷くなかったので着替えて待合室へ。
全員の採卵が終わって、診察。
採れた卵は5個。
今回は、前回と違うところがありました。
・凍結している精子を使うため全て顕微受精で
・初期胚ではなく胚盤胞を移植する
・アシストハッチングはあり(これは前回と同じ)
移植日は5〜7日後。
胚盤胞に育つのが5〜7日目だそうで、逆に7日までに育たなければその卵は厳しいとのこと。
スケジュールとしては、
採卵翌日に電話で受精した卵の数の確認
採卵から5日後から毎朝電話をして、胚盤胞に育ったかを聞く
→育っていたらクリニックに向かい移植
→育っていなかったらまた翌日の朝に電話
という感じ。
これ、やっぱり働いてる人絶対無理じゃないですか?😂
3日間の内、いつになるかその日の朝にならないと分からないなんて・・・
〈この日の会計〉
・採卵術(2〜5個)
計 ¥21,010(保険外金額¥0)
次回は受精結果と2回目の移植!
最後までご覧いただきありがとうございました ^^
不妊治療をするために一時帰国した話8【2周期目スタート・採卵周期 D3〜D10】
こんにちは🌞
1回目の体外受精は残念な結果に終わり、膣錠を止め、生理が来て、再びクリニックへ。
1周期あけた方がいいと言われていたのですが、ビザの更新のためにタイに戻らなければいけない日が決まっていたので、すぐに次に進みたいと伝えていました。
血液検査と内診をして、検査の数値的にも卵巣の状態的にも、やっぱり1周期あけた方がいいです。と。
いくら刺激が少ない方法とはいえ、やっぱり体への負担はあるんだなあと実感。
本当は、すぐに次に進めないのであれば一度タイに戻ろうと思っていました。
日数的に厳しいと思っていたので。
ですが、診察の後、看護師さんが別室で話を聞いてくれ、帰る日から逆算して本当にできないのか一緒に考えてくださいました。
すると、前回の薬の影響で、次の生理は早くくると思うとのことで、私が自分で計算しているより早く次の周期が始められるかもしれないとのこと。
かなりギリギリではありましたが、とりあえず1周期あけて、次の周期もチャレンジすることになりました。
〈この日の会計〉
・血液検査
・内診
計 ¥2,990(保険外金額 ¥0)
3週間、何もない穏やかな日々を過ごし、いよいよ2周期目へ。
D3にクリニックを受診し、血液検査と内診。
今回は問題なしということで、採卵に向けて卵を育てていくことに。
前回より少しだけ刺激の強い方法をとるということだったので、また恐ろしい注射が出されるのかと思いきや、何と!ペンタイプだけでいいとのこと👏
それだけで気持ちの負担がかなり違います。
心の中で小躍りしてしまいました🕺
その代わり、点鼻薬が追加されました。
点鼻薬なんていくらでもするする〜と思いましたが、やってみると結構苦い。笑
後からしばらく苦いのが残るのでこれはこれでやや苦痛でした😂
診察のあと、自己注射の指導があって、この日は終了。
次回は1週間後。
〈この日の会計〉D3
・血液検査
・内診
・薬(ゴナールエフペン、ナサニール点鼻薬1週間分)
・注射指導
計 ¥16,490(保険外金額 ¥600)
1週間後(D10)、卵が育っているか確認へ。
血液検査と内診。
「良い感じに育ってますね。2日後に採卵しましょう。」
ということで、あれよあれよと2回目の採卵日が決定。
今更ですが、こんな感じでスケジュールが決まっていくので、もし仕事をしていたらよほど理解のある会社でない限りは厳しいよな〜と思いました。。。
多少の日程調整は先生も頑張って薬でコントロールしてくださいますが、採卵や移植は時間も決まっていて、夕方以降に受診してやってもらうなんてことは無理なので。。
お金がかかるから働かないといけないし、保険適応になったからってやっぱり現実は厳しいなあ。
話は戻り、、
先生からはお腹が張ってるでしょと心配をされていましたが、普通に生活をしていればそこまで気にならないレベルだったような記憶があります。
人によっては辛いかも。
注射がペンタイプだったと喜んでいた私ですが、採卵2日前の時間指定の注射が残っていました( ; ; )
この日の夜に刺す分の注射を渡され終了。
〈この日の会計〉D10
・血液検査
・内診
・薬(オビドレル1本)
計 ¥4,470(保険外金額 ¥600)
この日の夜の注射は母にお願いしました😂
刺す方も嫌かなと思って最初は頼むのを渋っていたのですが、母は全く心配する様子もなく、ビビり倒している私を横目に「こんなん余裕やん〜」とあっさり終わらせてくれました。笑
これが最後の注射になりますように・・・😭
次回、2度目の無麻酔採卵!
最後までご覧いただきありがとうございました ^^
不妊治療をするために一時帰国した話7【判定日 BT12】
こんにちは🌞
今回はいよいよ判定日のお話。
前回、移植後から朝晩の膣錠が開始になりましたが、それ以外は特に制限もなければ、大きな症状もありませんでした。
強いて言うならば、移植日翌日、夫がタイへ戻る日に朝から頭痛が酷くて、カロナールをもらっていなかったので、急遽薬局でセデスを買って飲んでしまいましたがよかったのかどうか・・・
(まあその時期はまだまだ母親が飲んだものなどは子に影響しない時期と言いますよね)
私の通っていたクリニックは、判定日は移植から12日後でした。
ここで出てくるフライング検査をするしない問題。笑
早い人は7日目くらいから毎日する方もいらっしゃいますよね。
私は、さすがに当日クリニックで結果を聞くのは怖すぎるので、前日には検査をしようと決めていました。
そして迎えた前日。
夫はタイだし、私は実家暮らしなので、両親が寝静まっている朝にトイレに行き、フライング検査をしました。
結果は・・・
真っ白。
陰性でした。
正直、これまで1度も陽性反応が出たことがないので、もうこの時には自分が子供を授かれることが想像もできなくなっている状態。
陽性反応が出て出産まで至るなんて、夢のまた夢のような気がしていて、悲しいというよりはやっぱりね、という感じ。
精子凍結しててよかったーとか、また注射するの嫌やなーって思ったくらいで、すごく落ち込んで泣いてとかはありませんでした。
ちなみに、判定日は血液検査でhCGという数値を測るのですが、4週0日の時点でhCGが100ないといけません。
クリニックの判定日は4週1日。
なのでフライング検査の日は4週0日。
一般的な妊娠検査薬はhCG50で陽性反応が出るので、検査薬が真っ白だった私は、妊娠している可能性はほぼ0と判断しました。(自己判断はよくないですが)
ですので、私はこの日の朝から膣錠をやめました。
翌日、陰性と聞かされる可能性の方が高いのに、嫌なことを続けるのは惨めで仕方なかったので。
翌日、クリニックへ向かい、尿検査と血液検査をして40分〜1時間ほど待って結果を聞きます。
もう分かってるのに待つのも虚しい😅
自分の番が来て、案の定、妊娠はしていませんでした。
いつも淡々とズバズバ話す先生が「ごめんね」と言ったのはちょっと印象的でした。
膣錠をやめるように言われ(もう勝手にやめてますがw)、
本当は、1周期あけてから来るように言われましたが、タイに戻らなければいけない日が迫っているのですぐにできないかと無理を言いました。
じゃあとりあえず生理が来たらまたくるように。ということで、今周期は終了。
〈この日の会計〉
・再診料
・血液検査
計 ¥1,880(保険外金額¥0)
というわけで、1回目の体外受精の周期が終了。
残念ながら今回はダメでしたが、そう簡単にいくわけはないと思っていたので、そこまで落ち込むこともなく次に進むことができました。
一旦、1周期でかかった金額の合計を。
¥122,750 (+精子凍結代 ¥39,220)
どうでしょう?
安いと感じるか高いと感じるかは人それぞれかもしれません。
私はこれまで保険適応じゃない時から治療をしていた人が周りにいたので、かなり恩恵を受けているなと感じました。
でも、結果はダメだったので、そう思うとかなりの出費ですよね。
無駄だったとは思っていないですが。
ただ、どうなるか全くわからないことにここまで大金を使う経験って不妊治療以外にあんまり思いつかないですよね。
先が見えないとはまさにこのこと。
と、暗い内容になってしまいましたが、次回からは2周期目に突入です!
もう少しお付き合いください。。
最後までご覧いただきありがとうございました ^^
不妊治療をするために一時帰国した話6【移植周期(初期胚)D13〜15】
こんにちは🌞
今回はいよいよ胚移植について。
受精卵をお腹に迎え入れる日です。
前回までに記載した通り、体の負担が少ない方法を取り入れているクリニックだったため、採卵した周期(採卵から3日後)に戻すことになりました。
最初に薬を飲み始めてから2週間もしない間に卵を迎え入れられるとは、その早さにびっくりでした(°_°)
ちなみに受精方法は先生に任せていましたが、今回は全て振りかけ法で行ったようなので、顕微受精ではなく体外受精です。
〈移植日までの流れ〉
※今回は初期胚と言われる、採卵から2〜3日目の卵を戻す方針
・採卵をした日の2日後にクリニックに電話して、受精した卵の数を確認する
↓
・1つ以上あれば、その翌日(採卵日の朝)にもう1度クリニックに電話して、その卵が無事育っているかを確認する
↓
・戻せる卵があることが確認できたら病院へ向かう
今回、採卵できた卵は3つあったので、0ってことはないだろうと思いつつも、やはり電話で確認する時は気が気じゃありませんでした( ; ; )
しかもその日は友達夫婦とBBQに行く約束をしており、電話の時間にその場を離れて1人で結果を聞きに。
結果は、
1つ!
んー。何とも複雑な気持ちになりました。笑
1つでもできていたことに感謝しなくちゃいけないと思いつつ、残り2つ何があった?!という思いもあったり、1回しかチャンスがないという焦りなどなど・・・
あと、夫は一時帰国しているだけなので、移植日の翌日にはタイへ戻ってしまうという問題もありました。
今の時点では精子凍結をしているわけでもなく、受精卵は1つだけ。
もしこれがダメだった場合、なす術なし。
ということで、移植の日の朝に今日移植できるかの確認電話をした際に、夫も一緒に来院して精子凍結したい旨を伝え、半ば強行突破でクリニックに向かいました。
昼前にクリニックに到着し、採卵の時と同様、リカバリー室へ案内され順番を待ちます。
術衣になる前に、培養士さんから今回戻す卵の状態を聞きます。
グレードはちょっと覚えてないのですが、確か3だったと思います。
移植までの流れは採卵のときと同じ。
術衣に着替え、手術室に案内され、名前と生年月日を確認。
台に乗り足を固定。モニターを見るよう言われ卵が戻っていく様子を確認。
白く光って見えるのでよく分かりました。
特に痛みなどはなく終了。
(相変わらず消毒などの前後の処置の痛みはあります笑)
先生の診察はなく、看護師さんから注意事項を聞きました。
今日は自転車や激しい運動禁止。明日以降は普通に過ごしてくださいとのこと。
判定日は12日後。
あと、今日から朝晩の膣錠が開始になりました。
ちなみに夫は私が移植までの順番待ちの間に、無事、精子凍結のための採精を済ませることができました。一安心。
(保険適応外なので高くつきますが・・・泣)
〈この日の会計〉
私
・受精卵管理料(1個)
・体外受精管理料
・胚移植術
・アシストハッチング加算
・ルティナス膣錠24錠
計 ¥54,610(保険外金額¥0)
夫
・一般採精検査
・メンズルーム使用料
・精子凍結費(保管費用1年間含む)
計 ¥39,220(全て保険外)
今回の夫の精子凍結は私たちのようなイレギュラーな環境の場合のみなので、合計金額には含めないことにします。
何らかの理由があって凍結が必要な方はご参考までに。
無事、卵を迎え入れ、予備の精子も凍結し終え、ひとまず安心。
翌日に夫はタイへ戻って行きました。
私は移植日の夜から1日2回の膣錠と格闘。
慣れれば問題ありませんが、不快には変わりない。
普通に生活していても余った薬が流れ出てくるんですよね・・・
これもお子が無事着床して育つためだと日々耐え忍ぶしかないですね。
次回、判定日。と、それまでの様子について。
最後までご覧いただきありがとうございました^^
不妊治療をするために一時帰国した話5【D12 採卵日(無麻酔)】
こんにちは🌞
今回はいよいよ採卵日。
今日は夫も一緒に来院。
8時45分にはクリニックに着かないといけないため、早起きして朝ごはんを食べて、ロキソニンを飲んでいざ出発!
8時45分ちょうどにクリニックの扉が開き、受付をし、番号札を渡されます。
順番は事前にクリニックが決めているようで、来院した順番は関係なし。
待合の椅子に座ったと同時くらいに私の番号が表示され、緊張する間もなくリカバリールームへ。夫にはお互い頑張ろうぜの気持ちで別れを告げました。
初の採卵はまさかの1番目。
余計なことを考える暇が全くなかったので、結果的には1番でよかったと思いました😂
上下下着の上から手術衣を着てトイレを済ませるよう言われました。
先生の準備が整ったところで、下は脱ぎ、シャワーキャップのようなものを装着し、いざ処置室?手術室?へ。
中は薄暗く、真ん中の分娩台のような椅子にスポットライトが。
その周りにはモニターと器具がたくさん。
先生は暗い部屋の隅で存在感を消しており危うく気づかないところでした。笑
(あまり見ないように配慮してくれているように感じました)
入室すると培養士さんが丁寧に挨拶をしてくださり、名前と生年月日を言うよう言われます。
椅子に座り、台が動き、足を固定されます(怖😭)
看護師さんが真横に付いてくれ、とっっっっっっっっっっっても優しく声をかけながら、深呼吸してとかモニター見てとか色々な指示をしてくれます。
(看護師さんは若くて可愛らしい方で、私の肩あたりをさすっていてくれました)
処置は消毒をして、モニターを確認しながら針で卵巣から卵子を吸引して、止血のためガーゼを詰めて終了。
吸引時間は片方の卵巣に対し1分もかかってないくらいで終わりました。
おそらく、この針を刺す時と吸引の間が痛いそうなのですが、なんと、私は全くと言っていいほど痛みを感じませんでした。(前後の処置の方が痛い。笑)
しかも、片方の卵巣にはすぐに針が刺さらず何度かトライしたので、先生から「痛かったでしょ?」と言われましたが、全く痛み0です👏
ここ数日、ずっとこの日が恐怖だったので、心底ホッとしてリカバリールームに戻りました。
このリカバリールームはカーテンで仕切られているので、隣の人と看護師さんとの会話などは聞こえます。
終了後、看護師さんに「大丈夫でした?」と聞かれたので、後の人を励ますためにも、「全然痛くなかったです!」と元気に言っておきました^^
その後、ベッドで安静にするよう指示。
今回は初めての採卵ということで、出血を抑える薬と抗生物質の点滴(トランサミン、エクサシン)がありました。
点滴が終わった頃にトイレで止血用に詰められていたガーゼを取るよう言われ、そこまでガーゼに血が付いていなければOKということで、着替えて待合に戻りました。
夫はその間に採精室へ。待合で合流。
待っている間、少しずつお腹が痛くなってきてちょっと焦りましたが、耐えられる程度で治ったので安心しました。
全員の採卵が終わるのを待って、診察。
採れた卵子の数を教えてくれ、受精の方法を相談します。
今回採れた卵子は3つ。
受精の方法は任せてもらっていい?とのことだったのでお任せで。
(精子の状態などによって変わるようです)
それから受精卵にアシストハッチングをするかどうかを聞かれ、それもお任せしてすることになりました。
(受精卵の一部を薄くしたり切開して着床しやすくする処置。双子ができやすいと言われましたが”可能性がある”のレベルだそうです。詳しくはWebで。笑)
受精の結果は2日後に電話をして確認。
今回は初期胚を戻すので、移植日は3日後。
(受精卵が正常に成長すれば😂)
〈この日の会計〉
⑤採卵(D12)
私
・採卵術
・採卵加算(2個〜5個)
・点滴2種
計 ¥25,600(保険外金額¥4,400)
夫
・医療用滅菌カップ
計 ¥220(保険外)
合計 ¥25,820
※祝日だったので休日加算が¥4,400プラスでした。
2人ともやりきったー!と清々しい気持ちでクリニックを後に。
夫は美味しいご飯屋さんを見つける天才なので、待ち時間にじっくり探しておいてもらったお店にお昼ご飯を食べに行きました。
今回は、ハンバーグ屋さんへ🍽
カウンター8席しかないお店で絶品ハンバーグを堪能しました😚
次回は受精結果と移植の日!
最後までご覧いただきありがとうございました^^